西川材は江戸時代から地元界隈でふんだんに使用されていました。
江戸の大火の後、江戸では木材が不足していました。
そこで筏(いかだ)を組んでこれらの地域を源流とする名栗川・入間川や高麗川、越辺川から荒川を経て
江戸まで大量の木材を流出していたことから、江戸の人々が「西の川から送られてくる良質の木材」として
この地方の木材を「西川材」と呼ぶようになったといわれています。

そしてこの地域を「西川林業地」、飯能市・越生町・毛呂山町・日高市の4市町村から産出されている
スギ・ヒノキの総称を「西川材」と呼んでいます。

この地域の土壌・気候はスギ・ヒノキの生育環境に適しており、色艶がよく
木目の詰んだ(=細かい)年輪、強度のある優良材として評価されています。



叶木材は西川材が地元産材であることに誇りを持ち、西川材の更なる普及に努めて参ります。
西川材産地の山々の風景
